PARIS 2020
すごくむかしのことのようなParis
ついこのあいだだったのに。
オットが出張でいない2月休暇、せっかくなのでパリの友人を訪ねて母子3人でパリ4泊5日旅。このころはまだコロナはアジアの存在だった。。。
DAY1.
がんばってどきどき早起きしてロッテルダムにも早めについてたのに、タリスはDelay。油断してたら時間通りにきた!と思ったらめちゃくちゃのんびり走行で、4時間以上かかって到着、1時間後にでたはずの後発にぬかされた、、、
でもパリ北駅まで迎えにきてくれた友人の顔をみたらほっ。
5年ぶりのParisNord!財布だすと狙われるから、と地下鉄の切符まで用意してくれてた。。。ありがたや。オランダにいるとちょっと気が抜けてるから引き締めなおす。きゅ!
友人宅はパリのど真ん中、Saint-Sébastien Froissart駅のすぐで、4泊も世話になってありがたすぎ。
荷物をおいて早速お昼ごはん。Marché des Enfants Rougesに。マルシェというより屋台街??日本食もあった〜〜スタンドもいろいろあって、おもしろそう。
Pig characterはマルシェの道挟んだとこにあるシャルキュトリー。好きなハムでジャンボンブレをつくってくれる!いわゆるボンレスハムから生ハムまで色々ありすぎて選びきれない!!
サンドイッチ1本で7.5€とかするのやっぱパリやー。でももうこのシンプルなサンド最高においしくて、こどもたちもハイエナのごとくかぶりついてた。
まだあったかいバゲットにお肉屋さんのハムと発酵バター!こうゆうの大好き。
さっと近くでコーヒーのんで、一休み。
パリに来たものの、特になにも目的がない、というより、こどもたちがどれだけ歩いてくれるか?あれもこれもと思っていたら、思い通りにならなかった時自分で悲しくなってしまうので本当にただタリスに飛び乗った状態。せっかくきたからルーブルで記念撮影!風強くすぎて飛ばされてわらった。前行ったから今回はカットする。
せっかくなのでエッフェル塔も見る?
とりあえずおのぼりさん。してる場合じゃなかったーとゆうくらいこの後よるご飯難民になった。大人1子供2なんてレストランもはいれへんよな、、、と考えすぎてたらどんどん夜に。ああ入りにくい。でもマクドナルドいやだ。
そして恐怖の「おかあさん、トイレー」、、、
そんなとき目に飛び込んできたカフェCafé L'Arsenalがカジュアルでみんな軽く一杯やったり、つまんだり、コーヒー飲んだり、と入りやすそうだったので(あとテーブルクロスがわたしのすきな赤のギンガムチェックだった)から、入ってみたら暖かくむかえてもらって、心からほっとした。わたしはビールと、こどもたちはホットミルク、おつまみつもりのポテトとソーセージはもちろん瞬殺された。
心はあったまったので、帰りにあったモノプリ、Lenôtreで少しデリを買って結局うちごはん。子連れ旅は欲張らない。
DAY 2
さっき欲張らないと言ったとこだけど、いちにち一個くらいはがんばりたい。
今日はLADULEEでモーニングをたべるぞ!
一応ウェブから予約していったけど、マドレーヌ寺院前のロワイヤル店だったからか空いていた。スマートなお兄さんたちによるおもてなし。今はなき京都BALのマリアージュフレールの喫茶思い出す。ここは王道のパンベルデュでしょう。ドリンクもつくモーニングセットも頼んでシェアすることにしたら、モーニングセットがすごくてドリンク2つとパンが5個きた。ひー
息子はパリ5日の中でここのパンベルデュがもっとも美味しかったと言ってた。わたしは一口しかたべられなかったけど、ブリオッシュ生地のいわゆるフレンチトーストは、じゅわーっとまさにとろける口福そのもの。小瓶に入ったかわいいメープルシロップとジャムはきっと持って帰ってもいいのだろうけどあっさり底がついてます。
そんなわけでおいしすぎて一瞬で姿を消したパンベルデュ、コスパわるし。
それにひきかえモーニングセットのコスパすごいなーテーブルはみだしてるよ。ドリンクのショコラショー粘度!!これは食べ物か、、、?バルセロナでチュロスにつけたやつと酷似。飲み物ちゃう、、、もうおなかいっぱい。。。
腹ごなしに散歩。
パリの道具屋街、レアル地区は日本人ばかりでびっくり。しかしオランダからくるとなんでも高い。
パリにきたらたべたいものはいっぱいなのに、軟弱な胃と燃費の良い自分くやしいぃぃ。でも歩けばおいしそうなものばっかり目に飛び込んでくる!!!
我慢できなくて飛び込んでしまったメゾンカイザー。バゲット!!!焼きたて!!!!
小脇に挟んでつまんじゃう。
テクテク歩き回って大好きなボンマルシェのグルメ館!!友人とも合流。
おトイレもフリーで綺麗で安心(そこ大事)
何時間でもいれそう〜〜けど子どもたちは5分で飽きる〜〜涙
なつかしのフェルメールさんのジャム買って、近くの公園、、、そう公園、どこの国言っても公園行ってるわ、、、
けど街の繁華街とかって絶対公園あるんだよね、どの国も。多分こどもたちをお父さんたちが遊ばせてまってるんだろうね。この日は小雨まじりだったからあんまり人いなかったけど。
外は寒いしもうこの日はもうおしまい。少し前にニュースではみたものの、本当になくなってしまっていたノートルダム寺院を遠目にみて帰宅。涙
この日はお世話になってるおうちのホストとラクレットごはん!ちかくのカルフールでいろいろ買って、おうち飲み。現地家飲みいちばん好きや、、、落ち着くし、その土地の人のたべてるものが近くてたのしい。特にこの3人旅だからゆっくりできるの最高!
それにしても、ラクレット機なんて、フランス〜〜
DAY3
土曜日です!週末です!!蚤の市だけは今回がんばって行きたい〜〜
こどもたちとでも周りやすい、治安がわりとよい、などの情報を頼りにヴァンヴの蚤の市にいってきました。なぜか道を間違えたどり着くのに無駄歩き(をこどもにさせてしまった)反省。。。なぜ、、、本当はメトロ駅から徒歩2分です。
開放的で見やすいし、アジア人多すぎて危険感じませんハイ。なんだかな。
そしてちょっと割高パリ価格。みなさんアジアの観光客に慣れておられる様子。
歩き進めたらだんだん雰囲気変わってきて市民のゴミの市、、、?ん???途中からおかしくなったけど
ここで出会ったかわいいナイフとフォークはお気に入り!収穫はこれだけくらいでしたが雰囲気楽しんだ〜〜と思ったら超!豪雨!!!ゲリラ豪雨!!!
ひえーーさっきまで本めっちゃひろげてたけど大丈夫なんやろか、、、
雨もすごいし中心部に戻る。パリ市庁舎の前で降りてみる。おーきれい、と見惚れるひまもなくこどもたちはトイレにいきたいらしい。とほほ。いつもトイレさがしてるよ。
目の前のLe BHV Maraisにかけこんだらトイレも無料で子供服もセールでちょっと楽しい。藤井大丸みたいな感じかなあ?
お腹減ったからクレープ!帰り道のCrêperie Suzetteでひと休み。
キッズフレンドリーでおちつけるとこだった〜ほっ!マレ地区をうろうろ(こどもたちをだましだまし)、merciもbontonもかわいいなあ。むすめにかわいいカチューシャ購入。merciから徒歩3分で帰宅できちゃう。感激。
よるごはんはホストのおふたりといっしょに外食。パリでビストロ、いい響き。。。子二人と自分だけだと行きにくかったからうれしい。しかも通訳付き、あんしん。
連れてってもらったのはおうちから歩いていける、Le Café des Muséesへ。何度もいうけどすばらしいロケーション。
はじめは静かだったけど、気づいたら満席だった。そして日本人も何組かいたから、ガイドブックにのってるのかな??おすすめのboeuf bourguignon(牛肉の煮込み)をみんなで頼んだら、大きなSTAUBのお鍋いっぱいにシチューが。とろけるおいしさのシチューにクリーミーなマッシュポテトが絶品!
カウンターにならぶケーキたちもどれもおいしそうすぎたけど、もうおなかいっぱい、、、ああ悔しい、、、
DAY4
日曜日!雨。
意を決してクリニャンクールの蚤の市も行ってみることにする!!
クリニャンクールも地下鉄ですぐ、観光スポット!スリスポット!!!約2500店舗が常設の、あまりの広さに子連れには到底無謀。地下鉄から蚤の市まで行く間も定番のゴミの市を通り抜け、あやしげなバッタもんエリアもとおりぬけ。
カテゴリーごとにきちんとエリア整備されているのでアンティーク小物やお洋服の多いVERNAISON(ヴェルネゾン)地区のみに絞ることにした。
かわいいお店いっぱいやったのにこれしか写真ない、、、ちーん
そこだけでも充分広くてたのしい!ずっといたい私とは逆にこどもたちはもう帰りたそうだ。。。噂には聞いてたけどやはりちょっと高め、同じ皿オランダの10倍するぜ。でもフランス!て感じのかわいいものもたくさんあるし、やっぱり品揃えもクオリティもすごい。わけのわからないものも、家具もいっぱい買いたいけど、このあと子供たちと雨の中うろうろするかと思うと、、、でもほしかったアンティークのワンピースにも出会えたし、あとは小物を少し!で終了!!リネンやさんのおばさんとても優しくてよかった。あーまた行きたいな。。。いつになるんだろうな、、、
おひるは、5年分にRosebakeryにいきたいなって決めてたので、雨の中バスで向かう。
(友人がこのクリニャンクールの駅の前のLa Recyclerieとゆうカフェをおすすめしてくれてたけど、そこも良さそうだったー朝も早すぎてあいてなかった)
Rosebakeryは数年前に移転リニューアルしたらしく、前とは場所も雰囲気もちがってたんだけど、ものすごいよくなってた〜〜〜前の地元感もよかったけど。
大雨なのにちょっと並んだけど、待っててよかった。中でまてたしね。
エッグヴェネディクトがめちゃくちゃおいしくて取り合い。キャロットケーキも欠かせない。でかいわ〜〜まんぞく!!
おなじエリアに、グロッサリーストア、テイクアウトのデリ、カフェ、と3店舗展開してて、どれもかわいい。テイクアウトデリと焼き菓子を少し買って。
午後からはこどもたちに捧げるときめてたので、向かったのは国立自然史博物館
第一日曜日、パリはミュージアムデイで、名だたる美術館も、ヴェルサイユもフリー!!この日はちょうどそれにあたってたんだけど、つまり大混雑が予想されるので、ここで逆に有料のミュージアムをセレクト、、、EU市民なおかげでこどもフリーだしね、ラッキー!でもここ選んで本当よかったなー!てくらいこどもも大喜びだった!!おとなも大興奮、大盛り上がりの展示。ほぼフランス語で読めないけどそれでもたのしい◯
結局閉館までいてしまって、あわよくばもうひとつくらいミュージアムいけるかな?なんてのは甘かったわ。おおきな植物園の中にあるから、天気さえよければ1日楽しみにきてもよかっただろうな。
帰りにギャラリーラファイエットの地下によって(モビリス1日券酷使)さいごのおみやげ(自分用バター、自分用ジャム、自分用etc...)とよるごはんを買い出し。ここは日本かとゆうぐらい日本人ばっかりいたのでなんだか冷めてくる〜
そしてまだ攻める!凱旋門に登る!!
荷物重いけど!わたしが間違えすぎててなぜか見えてるのにたどり着かない凱旋門。これも今日はフリー!!
すごい螺旋階段目が回る、、
あえての夜にしたけど大正解〜〜この時は雨も止んで。パリの夜景がめちゃくちゃきれいだった、大都会パリにエッフェル塔、キッズも大喜び。さいごのお土産コーナーにもれなく盛り上がっていた。
盛りだくさんのさいごのよる。
よるごはんはおうちで買ってきたデリとワインでのんびりとしめくくり。いっぱい歩いたからこどもたちもお疲れ。
あっとゆうまだったなあ。
DAY5
最後の朝。やっぱり雨。電車は15時ごろだったから最後まであそぶ。
朝いちばん、こどもたちがまだ寝ている間に、すこしお願いしてDu Pain et des Idéesまで朝ごはん調達がてらおさんぽ。おいしい朝ごはんのためならば!
ここも5年ぶりに行ったけど、どれもおいしそうで迷ってしまう〜。定番のエスカルゴは必食。ぐるぐるおいし。クロワッサンは昨日たべたMAISON LANDEMAINEのほうがこどもたちはおいしかったらしいけど。
身支度できたらMAILLE本店!へ。
てこれ、こないだ行ったラデュレのすぐそこだった、しっぱい。
みたことないマスタードたくさん!試食たのしい。あこがれのポンプで直接いれてくれるフレッシュマスタード〜〜マスタードの瓶も選べるのかわいい。しかもなくなったらまたそこにいれてくれるらしい。
目の前のマドレーヌ寺院みて、コンコルド広場まで散歩。
ベルサイユのばら好きやったから、こみあげるわ。。。感慨深い。。。
帰国してからマリーアントワネットの伝記を買い与えました。
思い残すことは、もう、
あとはファラフェルだけ!!L'As du Fallafelのファラフェルたべたい!!
雨のせいか全く並んでなかった!ラッキーだけど、たべにくいことこの上ない。
いやそれをおいてもめちゃくちゃ美味しい。揚げたてファラフェル、、、揚げなすもキャベツのマリネもトマトもいい仕事してる。おいしいよ!!!
雨のなか無理やり食べ歩き、、、
5年前のおもいで食べ物めぐりのようなパリ、、、悔いはない、と言いたいとこだけど、ほんとはもっと食べたい!もっとうろうろしたい!!やっぱり楽しいよパリは。
最後にmerciでホストファミリーにプレゼントを買って、お別れ、、、
また遊びにきたいです。
荷物まとめて早めにパリ北駅へ。
あまりにもスーツケースおもくて階段手伝ってくれたおじさんに笑われる。トラブルもなくタリスも運行中。ほっ。
時間余裕だったので、オランダにはあんまりうまいバゲットないし駅にあったPAULでバゲット買う。むすこのリュックにさしちゃう。
タリスに乗ったら3時間ほどでもう家についちゃって、びっくり。
買ってきたソーセージ焼いて食べてる。
そうだよねーもっと行けばよかったね、フランス。
同じ日に、父ちゃんも日本出張から帰国。
たのしいパリ旅行だった。
こどもたちもいっぱいがんばってくれて感謝。見返すと全然写真とってなかった。傘がね、、邪魔で、、、ほぼ全日程雨だったこと以外は、大したトラブルもなく、すこし心配したRacismも鈍いだけかもですが感じることなく楽しく過ごした。
このあとしばらくして、パリがロックダウンされるなんて思っても見なかった。
またあの街を歩けるのはいつになるんだろうか。
いろんなことに負けないで、魅力的で美味しいパリのままであってほしい。そしてまたいつか訪れることができますように。